いよいよ来年の4月オープン予定
68年の歴史を超えて診療所リニューアル!
茨木診療所は1955年3月、元芝居小屋を改造した木造平屋建てから始まり、今年創立68年を迎えます。
医師問題や経営問題で一度ならず倒産の危機もありましたが、大阪民医連と地域の皆さんの支援で乗り越えてきました。
1998年、耳原総合病院より小松孝充所長(現淀川勤労者厚生協会理事長)、2004年、淀川勤労者厚生協会より澤田佳宏所長(前淀川勤労者厚生協会理事長)の派遣を受け、2008年には安達克郎所長が着任、現在に至っています。
併設する介護事業所の訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所とともに「赤ちゃんからお年寄りまで、家族のそして地域社会のかかりつけ医」をめざしています。
2020年7月に(公財)淀川勤労者厚生協会と合同(四法人)、2022年4月、「淀協80プラン」中で茨木診療所リニューアルが提起されました。
現地(元町)で建替え工事開始!
昨年の5月から「新診療所建設委員会」を立上げ、20数回の委員会、3回の「タウンミーティング」を開催。地域の皆さんからの要望やご意見を頂いて建設を開始しています。旧診療所での診療は2022年8月27日で終了し、現在は仮診療所で診療を行っています。
建替え場所の旧診療所は、歴史ある茨木神社の隣に立地しているため文化財保護法により埋蔵文化財への対応も必要です。工事は慎重に進められ、万一、文化財が出土した場合には中断する可能性もありますが、現在ほぼ計画通りの日程で進行し、2024年春にはリニューアルオープンの予定です。
3200世帯の茨木健康友の会を実現し建設成功へ
茨木健康友の会は、ハーモニカ、着物リメイク、男の料理、シネマ、ボーリング、パッチワークなど多彩な活動、また通院送迎車「べんり君」など会員同士の助け合いと協同をすすめ、診療所と共同して健康づくりのとりくみをすすめています。
1994年設立時の475世帯から現在は2,500世帯に。診療所リニューアル成功のために3,200世帯の健康友の会を目指して奮闘しています。また、茨木健康友の会と診療所では淀協協同基金・建設寄付金のご協力をお願いしていますが、協同基金と寄付金の合計で2,000万円がすでに寄せられ、地域での期待の大きさがうかがわれます。さらなるご協力をお願いいたします。
茨木診療所 藤野