お知らせ

「淀協80プラン」で健康・安心のまちへ

相川診療所・介護事業所建て替え運動

 

現在の相川診療所

 

 創立80周年をむかえる淀協の中長期活動計画、略称「淀協80プラン」は、22年度がスタートです。淀協は2020年7月に此花博愛会(此花区)、共愛会(吹田市)、共和会(茨木市)の3法人と合同しました。今回は、吹田市の相川診療所(旧共愛会)の建て替え運動を、建設委員会事務局次長の市川健一さんに紹介してもらいます。

 

 相川診療所と介護事業所の建て替え計画の提案を受けて、6月25日「あいかわ建て替えみんなの夢を語る会」を開催しました。これには健康友の会会員や職員の他にも、地域の社会福祉法人や吹田市職員労働組合などの団体や個人合わせて69人が参加しました。目的は、相川診療所の医療・介護事業に期待することや意見等、地域の声を集める場として位置付け、事業構想を作る中で検討していく機会とすることでした。

 

 冒頭で、大島民旗相川診療所所長が、「淀協80プラン(案)」を説明し、「どうなったらこの相川診療所のある地域がもっと楽しく健康になるのか?我がこととして考えよう!」と提起しました。

 その後、8グループに分かれてワークショップを行い、夢や希望を出し合いました。主な意見は、①入院や泊りができる施設を求める声、②小児科・整形外科・皮膚科・高次脳機能障害への対応・24時間訪問診療など医療内容の拡充を求める声、③売店やコンビニ等の買い物ができる施設を求める声、④地域のたまり場になる、ふれあいの場を求める声、⑤バリアフリー化や広い駐輪場、屋上も使用できるようなアメニティの改善を求める声が多く出されました。他にも様々な夢や希望が出されました。

 

 

 これを機に、建設委員会も発足し、分野別に3つのチーム(①財務検討、②広報・組織拡大、③建設事業計画)に分けて討議をすすめています。

 現在までに、現地での建て替えをおこなうこと5つの理念【①誰もが健康で安心して住み続けられるまちづくりをすすめます。②在宅医療(訪問診療・往診) を含めた、家族ぐるみでかかれる家庭医療・総合診療と専門的な内科疾患に対応します。③介護・福祉サービスの利用について、総合的に相談にのります。④他の医療機関や介護福祉施設などとの連携を大切にします。⑤地域にとってなくてはならない、「つながり」「居場所」づくりをすすめます。】を決定しました。

 

 出された意見をもとに、新しい診療所と介護事業所の基本ボリュームの検討をすすめています。淀協80プランに沿って、2023年4月の建て替え完成をめざし、今後は協同基金や健康友の会会員増やしの取り組みを強めていきます。

 


 

淀協80周年プラン(案)中長期計画