ダイキンPFAS公害調停を進める会への
申請人のお願い
ダイキン工業淀川製作所(以下、ダイキン)では、発がん性があるPFAS(有機フッ素化合物)を製造し、PFASを含む水や大気を工場から排出してきました。
この結果、ダイキンで働く人たちやダイキン工場の周辺住民はもちろん河川流域、大気の影響を受けた人たちの健康被害が心配されています。
このような状況の中、2025年12月、ダイキンに向けて、①一切の資料の開示、②継続的な環境調査・健康調査、③住民参加の協議会による汚染対策・被害者補償の枠組みづくり、などを求める公害調停の取り組みがはじまりました。
公害調停とは、公害紛争を解決するために、双方の合意に基づき解決を図る制度です。
この間、PFASの血液検査で値の高かった方はもちろん、血液検査は受けていないが、ダイキン工業が出したPFAS汚染に対し、不安や思いがあれば誰でも申請人になれます。
8人の弁護団が結成されました。子どもたちに安全な水や空気を残すために、ぜひ申請人への申し込みをお願いします。(弁護団費用など1家族2000円の申請参加費用をお願いします)。またサポーターも募集しています。
詳しくは、各健康友の会事務局または淀協ファルマプランPFAS対策事務局・勘解由(かげゆ)(
)まで問い合わせください。
|申請について|
* PFAS(ピーファス)(有機フッ素化合物)
水や油をはじく、熱や薬品に強いなどの性質からフライパンや鍋のフッ素樹脂加工などの生活用品や泡消火剤などの工業製品に広く使われてきた。
分解されにくく蓄積しやすいため「永遠の化学物質」と呼ばれている。工業や軍事基地から排水と共に放出されたPFASは長く環境中に残り、地下水や河川水から水道水などを通じて人の体内に取り込まれ健康被害や発がん性の恐れがあり世界的に規制が強められている。