お知らせ

大阪におけるPFAS汚染と健康を考える

 

大阪PFAS汚染と健康を考える会

 

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基礎講座も!詳しく知りたい方も!

PFAS学習会を開こう!

 

 大阪PFAS汚染と健康を考える会では、PFASの学習講師派遣に取り組んでいます。パワーポイントなどを使って、できるだけ分かりやすくPFAS問題を伝えるよう工夫をしています。大小問わず、どんどん学ぶ場を作っていきましょう!お気軽に要請してください!

 

大阪PFAS汚染と健康を考える会 大阪民医連気付

TEL:06-6268-3970

 


 

市民講座 Vol.2

 

血液検査 PFAS 高値!原因はなんだろう?

モヤモヤ出し合う座談会

 

2024年11月23日(土・祝)午後2時~

大阪経済大学 D館 12号室

(大阪市 東淀川区 大隅 2-2-8)

 

-最寄り駅-

大阪メトロ・瑞光4丁目駅(徒歩約3分)

阪急・上新庄駅(徒歩約15分)

 

 

 血液検査PFAS高値だった方たちから「まったく思い当たる節がない」「ダイキンの近所に住んでいる事が影響していると思うが、子や孫が大丈夫か心配」「無農薬野菜の産直運動で、地下水で水やりしてきたことが原因だと思う。一緒に運動している若い方たちにどう伝えるか悩んでいる」など、『原因を考えるとモヤモヤする』という声が多数寄せられています。

 

 モヤモヤした思いを出し合い、原因を考え合い、排出企業の社会的責任での『除染』など、運動の方向性を探る座談会を企画しました。お気軽にご参加ください!

 

アドバイザー

原田浩二 京都大学准教授

 

 

市民講座Vol.2

モヤモヤ出し合う座談会のページへ

大阪PFAS汚染と健康を考える会

 


 

子どもや孫の世代の健康を守るために

PFAS汚染に立ち向かいましょう

 

 

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PFAS 血液検査のご案内

 

 新たに血液検査の実施を要望する声が絶えません。国や行政は「健康被害の報告はない」「血液検査は不安をあおるだけ」と健康への影響や汚染の実態解明に背を向けています。

 私たちは、あくまで国と行政の責任で、環境汚染測定や人体への影響を調べる血液検査を実施すべきと思いますが、住民の健康不安によりそう立場から、下記のように血液検査を実施します。

 

日時:2024年10月5日(土)14~17時(受付開始 13時30分)

場所:相川診療所

内容:事前記入の問診票及び同意書にもとづくチェック 7PFAS採血(30分程度)

結果:各個人に1ヵ月以内に封書にて報告します。

費用:健康友の会会員(3,000円)・ 一般(5,000円)

 

予約:事前予約制(持込・電話・FAX・ネット)

   ⇒ネットからの申し込みサイト

定員:50名

 

 

PFAS検査のご案内(PDF)

(詳しい内容・申込書)

 


 

市民講座 Vol.1

映画「ダーク・ウォーターズ」上映会
巨大企業が恐れた男

 

 2000年代初頭に米国でデュポンを相手にたたかい、連邦政府や国を動かし厳しい環境基準、健康管理基準を定めさせるキッカケとなった映画「ダーク・ウォーターズ」の上映会を企画しました。

 PFASは、新たな公害の可能性のある有害物質で、だれにも関係する環境・健康問題です。ぜひ、多くの方々に映画を見ていただき、PFAS汚染の深刻さ、健康を守る運動の大切さを知る機会です。

 

十三・第七藝術劇場

 

 

◆ 10月4日(金)13:30~
◆ 10月5日(土)18:30~
◆ 10月6日(日)18:30~

 

チケット

一般:1300円 

大学生以下・障がい者:1000円

 

4日・5日・6日とも

上映後トークイベント(30分程度)が

行われることになりました。

 

 摂津市・大阪市東淀川区の方々からも、生の声を話していただく予定です。大阪の実態を短時間ですが、お伝えするトークイベントの企画です!

 

 

<4日>

小泉昭夫 京大名誉教授、中野さん(東淀川)、清水さん(摂津)

司会:長岡

 

 

<5日>

金谷邦夫 医師、堀さん(東淀川)

司会:増永

 

※ 5日には、このたび「終わらないPFOA汚染」を出版された

Tansaの中川七海さんもかけつけていただく予定です。

 

<6日>

大島民旗 代表、村上さん(東淀川)、谷口さん(摂津)

司会:長尾

 

 

 

映画上映予約のページ

 

 

十三・第七藝術劇場大阪PFAS汚染と健康を考える会

 

 


 

記者会見

1190人分の血液検査についての結果報告

 

結果報告動画(YouTube)

 

2024年8月11日(日)11時~

大阪民医連 会議室

 

■マスコミ各社の報道

 

PFAS血液検査で国調査の約2倍の値 専門家などが検査 / NHK

 

PFAS血液検査 対象者の3割がアメリカ安全指針超え 市民団体が発表 / ABC

 

米指針超えるPFAS、対象者3割から検出 京大研究者ら大阪で調査 / 朝日新聞

 

大阪のPFAS検出で血液検査、住民の3割が米指針値上回る/ 産経新聞

 

PFAS、大阪府民らの血液検査で3割から米国基準値以上検出 / 読売新聞

 


 

PFAS対策に関する大阪府への要望書

 

要望書(PDF)

(2024年6月14日提出)

 


 

民医連新聞

 

PFASからいのちを守る 環境汚染に立ち向かう

(2024年7月1日号より)

 


 

イベント報告

 

テ-マ
「PFASの危険性について、まず知ることから」

 

『水が危ない!消えない化学物質「PFAS」から命を守る方法』

刊行記念イベント

ゲスト:原田浩二 先生×長瀬文雄 事務局長
司会・聞き手:二村知子さん

開催日:2024年6月23日(日)

 

 

刊行記念イベント報告 / さんのnote

 


 

中間報告

 

 2023年10月~12月に1193人の方が血液検査を受けられました。2024年3月31日、原田浩二 京都大学大学院 医学研究科 准教授による中間報告がありました。

 摂津市と東淀川区では、約2割の住民から欧米の安全基準値を超える高濃度の「PFAS」が、検出されたとの報告です。健康被害がないか調査がすすめられています。

 

PFAS汚染と健康を考える会のXより

 

■マスコミの報道

 

発がん性指摘される「PFAS」工場付近の川から高濃度で検出…住民に血液検査行うと『約2割の住民』で基準値超|MBS(YouTube)

 


 

1193人の大規模血液検査を実施

 

検査結果は高い値示す

 

 2023年11月11日に「大阪PFAS汚染と健康を考える会」が発足し、ダイキン工業淀川製作所の地元摂津市で血液検査を行ったのを皮切りに、10月〜12月の間に49会場で1193人の方が血液検査を受けられました。

 淀協では、摂津会場を含めて12医療機関で20回、536人が検査を受けられました。ダイキン工業の近くで野菜を作っておられる方、元ダイキン工業に働いておられた方、この地域に居住されている方など日ごろ、高い濃度の汚染に不安を抱えている多くの住民が検査会場に来られました。

 

 

 9月と10月に、摂津市などで行った血液検査118人分の分析を行った、原田浩二 京都大学大学院医学研究科准教授の報告は衝撃的で、MBS、ABC、NHKなどのマスコミも報道しました。検査を受けた方のうち摂津市民80人中、米国科学アカデミーが出した臨床ガイドラインの20ng/mLを超えた方が31人(44%)、極めて高い値を示しています。( ng:ナノグラム )

 

※ 表中のラインは、米国科学アカデミーの

臨床ガイドライン20ng/mLをしめす。

 

受検者全員に結果を送ります

 

 1193人の検査結果は、今後、各受検者個人に対し封書で結果が届き、20ng/mL以上の方には「PFAS相談外来」(予約制)への受診を進めることを予定しています。

 

 この11月に開催されたWHOがん専門機関IARCは、PFASに関する発がん性についての最新評価を行い、PFOAについて「人への発がん性がある」とし最もランクの高い「グループ1」に分類しました。国際的な評価が出されましたが、国(環境省)は「知見がない」としてだんまりを決め込んでいます。

 

 「会」として、今回行った検査の分析、IARCの最新の知見などを踏まえた学習会開催や記者会見を行うとともに、ダイキン工業や国・府・市に対し、環境対策や住民への情報公開、健康管理を行うことを求めていくなどの運動をすすめていく予定です。


PFAS汚染、健康問題に立ち向かおう

 

 PFASは、アスベストや低線量被ばくなどと同じように、直ちに健康被害が出現するものではないかもしれません。しかし、長期間体内に蓄積され続けることで免疫機能に悪作用し、将来にわたって多くの健康被害が出現する可能性があります。この問題はまさにSDHに基づくヘルスプロモーション(HPH)のとりくみそのものです。

 

 

 私たちの先輩が、過労死問題や西淀川公害など健康の社会的問題に正面から向き合ってきたように、私たちが今、この汚染と健康問題に立ち向かうことが求められているのではないでしょうか。

 そのためにも、医師をはじめ全職員、健康友の会会員と住民が一緒になって繰り返し〝学習し、調査し、行動する〞この姿勢で臨むことが大切だと強く思います。継続的な運動への参加を促すために「会」への団体・個人の入会を呼びかけています。ぜひこの機会に入会ください。

 

公益財団法人 淀川勤労者厚生協会

副理事長 長瀬 文雄

 


 

* PFAS(ピーファス)(有機フッ素化合物)

 水や油をはじく、熱や薬品に強いなどの性質からフライパンや鍋のフッ素樹脂加工などの生活用品や泡消火剤などの工業製品に広く使われてきた。

 分解されにくく蓄積しやすいため「永遠の化学物質」と呼ばれている。工業や軍事基地から排水と共に放出されたPFASは長く環境中に残り、地下水や河川水から水道水などを通じて人の体内に取り込まれ健康被害や発がん性の恐れがあり世界的に規制が強められている。

 

*SDH…健康の社会的決定要因

*HPH(ヘルスプロモーションホスピタル)…健康増進活動拠点病院

 


 

■マスコミ各社の報道

 

「PFAS最大28倍の濃度検出の所も」住職も困惑…|MBS

 

全国の水道水のPFAS検出状況把握へ|NHKweb

  国が検査結果など報告要請(6/23)

 

⇒「追跡“PFAS汚染” 汚染源は?健康リスクは?

  クローズアップ現代(2024/6/12)/NHK

 

PFAS汚染 健康影響も?

  クローズアップ現代(2024/6/12)/NHK

  汚染状況「全国マップ」web特集

 

追跡“PFAS汚染” 暮らしに迫る化学物質

  クローズアップ現代(2023/4/10)/NHK

 

PFAS汚染の実態身体への影響は?…クローズアップ現代|NHK(YouTube)

 

『発がん性疑い物質』市民の血液や川から検出… |MBS

 

人体への影響指摘「PFAS」…|朝日放送

 

1000人規模のPFAS疫学調査/大阪全域での汚染拡大を受け|Tansa

 

■イベント

 

テ-マ「PFASの危険性について、まず知ることから」

 刊行記念イベント(2024/6/23)

『水が危ない!消えない化学物質「PFAS」から命を守る方法』