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「春のさわやかキンピラ」

～みつばと新ごぼうの"はあもにい"～

 

　今回は、４月の旬な食材、新ごぼうを紹介します。
　一般的なごぼうは、関東を中心に栽培されている長いごぼうのことで、晩秋から冬が旬になります。関西は耕土が浅いため冬から春に出回る若ごぼうや新ごぼうが栽培されてきました。新ごぼうの特徴は太く短く、柔らかめで風味が良いものです。今回は、新ごぼうを使った料理を紹介します。（一般的なごぼうを使ってもかまいません）

 

【作り方】

1. フライパンにサラダ油を入れ、ささがきにした新ごぼうを入れて中火で３分ほど炒める。
2. 次に千切りにした油揚げをいれて、新ごぼうと一緒に１分ほど炒める。
3. 一旦、火を止めて調味料Aを入れる。
4. (3)を弱火にして炒め、調味料の水気がなくなり材料になじめば火を止める。
5. (4)に３㎝くらいにしたみつばを混ぜて、最後に七味を少々ふりかけて出来上がり。
   

 

ごぼうの選び方

　すぐに使わずに保存する場合は、土が付いたままの方が日持ちしやすいので、なるべくそういうものを買いましょう。ひげ根が少なく、なるべく先の方まである程度の太さがあるもののほうが風味も良くほどよい歯ごたえがあります。柔らかくぐにゃぐにゃと曲がるものは避けましょう。

 

保存方法

　保存する場合は洗わず、そのまま新聞紙などにくるんで袋に入れ冷蔵庫か冷暗所においておきます。時間と共に風味が落ちるので、なるべく早めに食べましょう。新ゴボウは、さらに風味が落ちやすいので、ナイロン袋やラップなどで密封して冷蔵してください。

 

 

【材料（２人分）　1人：67kcal 塩分0.3ｇ】

 

・新ごぼう　　・・・　150g
・油揚げ　　　・・・　1/2枚
・みつば　　　・・・　1/3束
・サラダ油　　・・・　小さじ２
・調味料Ⓐ
　　砂糖　　　・・・　小さじ1/2
　　濃口醤油　・・・　小さじ２
　　みりん　　・・・　こさじ２
・七味　　　　・・・　少々

 

西淀病院　管理栄養士　大西 哲也