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「鯛の青じそ風味焼き」

 

 

　鯛は、低脂肪・高タンパクのため、胃腸の弱っている方や、お年寄り、生活習慣を気にされている方にピッタリです。白身魚特有のタウリンが豊富に含まれており疲労回復にも適しています。
　ミネラルが少なめなので海藻と一緒に、またカルシウムの豊富な豆腐や小松菜と一緒に組み合わせても良いでしょう。

 

【作り方】

1. 青じそは軸を切り落とし、縦半分に切ってせん切りにする。梅干しは種を除き、包丁で細かくたたく。
2. ボールに細かくたたいた梅干を入れて、酒を加えて溶きのばす。鯛を加えて混ぜ、青じそを加えてまぶす。
3. フライパンにサラダ油を中火で熱し、鯛を並べ入れて約１分間焼く。弱火にして約３分間焼き、返して４〜５分間焼く。
   

 

【材料（２人分）　1人：150kcal 塩分1.0ｇ】

 

鯛（切り身）　・・・　２切れ
青じそ　　　　・・・　10枚
梅干（大）　　・・・　１個
酒　　　　　　・・・　大さじ2/3杯
サラダ油　　　・・・　大さじ1/2杯

 

※減塩のポイント！
塩分のある調味料は一切使わず、青じそと梅干で風味と塩味をつけています。ただ、梅干自身、塩分量が多いのでたくさん使わないようにしましょう。

 

西淀病院食養科・科長　村田 敬也