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「長いものオクラ和え」

 

 

　オクラの旬は6～9月。
　独特のネバネバ成分には胃腸の調子を整える役割があり、夏バテ防止にも効果的。
　暑い時期の食材だが、夏場は常温で保存できないので野菜室で保存すること。
　オクラにはカリウムがたっぷりと含まれており、カリウムは血圧を健康に保つ為にも欠かせません。その為オクラは血圧が高めの方にも嬉しい食材です。
　梅の独特なすっぱさは、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が豊富に含まれているためであり、これらの酸味成分が胃液の分泌を促進し、食欲増進に効果を発揮する。また、クエン酸は疲労回復には持ってこいの成分です。
　オクラ、梅は夏バテ解消に良い食材です。ただ、梅干は塩分含有量も多いので高血圧や心臓病、腎臓病を患っている方は注意してください。

 

【作り方】

1. オクラは、がくのまわりを包丁でそぐように切り落とす。まな板にのせて塩少々をふり、両手でかるく押さえながらころがして（板ずり）、うぶ毛を取る。
2. 熱湯でさっとゆでて水にとり、水気をきって薄い小口切りにし、さらに包丁で細かくたたく。
3. 長いもは、皮をむいて長さ4～5cmの細切りにし、ボールに入れて酢小さじ2をふる。
4. 長いもが入っているボールに、オクラと、しょうゆ小さじ2を加えて混ぜ合わせる。
5. 器に盛り、梅干をちぎってのせる。（＊梅干しは塩分含有量が多いので気になる方は注意してください。）
   

【材料（２人分）　1人：47kcal 塩分1.4ｇ】

 

長いも　　　　　・・・　約１００ｇ
オクラ　　　　　・・・　１０本
梅干し　　　　　・・・　適宜
塩　　　　　　　・・・　少々
酢　　　　　　　・・・　小さじ２
しょうゆ　　　　・・・　小さじ２

 

西淀病院食養科・科長　村田 敬也