毎年9月17日は「世界患者安全の日」
2019年世界保健機関(WHO)は、医療を受ける全ての人々のリスク(危険)を減らす活動を進める目的で、9月17日を「世界患者安全の日」と定めました。イメージカラーはオレンジ。日本でも「オレンジのライトアップ」などを行っている病院もあります。
テーマとスローガンが毎年発表され、2023年のテーマは「医療安全のための患者参画:患者さん・ご家族もチームの一員として医療へ参加していただくこと」、スローガンは「患者の声を上げよう:疑問に思ったことや不安なことがあれば、声に出して伝えよう」でした。
医療従事者と患者さんご家族が一緒に、安全な医療を進めるために取り組むことは、今後も続けていく必要があります。たとえば自分からお名前を名乗る、いつもの薬と違うと思ったら「違うのでは?」と聞いてみる、検査をしたら自分から結果を確認するなど、すこしドキドキするかもしれませんが、ぜひ積極的に声を上げてみましょう。
西淀病院 医療安全管理室
河瀬 留美
2024
テーマ
Improving diagnosis for patient safety
(患者安全のための診断の改善 )
スローガン
Get it right, make it safe!
(正しく理解し、安全の確保を! )