安全と環境
〜リハビリテーション科の取り組み〜
リハビリテーション科(以下リハ科)では、患者さんに安全な療養生活を送って頂く為、日々、患者さんの身体機能と日常生活動作等を評価・訓練しています。
病気や障害により、思うように体が動かなくなり不自由になった生活において、転倒や転落を防ぐ為に病室の環境や排泄方法等の検討を行います。
ベッドの高さや柵の種類、手すりの有無、車いすやポータブルトイレ、床頭台やタンスに至るまで、病室内の物品の置き場所を考え、履き物や杖、歩行器等の選定なども行います。
訓練等によって出来ることが変化していく為、その都度、動作や環境(介助方法)を評価します。評価した介助方法を看護師等の他職種と情報共有するために、ケアシートを作成して病室内に掲示することで、患者さんの安全な療養環境を維持する事に努めています。
環境を整える事は、転倒転落等の予防や、日常生活を円滑に送る為に重要です。病室だけではなく、ご自宅の環境はどうですか?この機会に見直して頂ければ幸いです。
西淀病院 リハビリテーション科
セーフティマネジメント委員