|安全管理室だよりTOP|
「優れたチーム」に必要なこと
〜アポロ13号を知っていますか?~
「チーム医療」は今や常識ですが、宇宙における「チーム」は更に大規模です。アポロ13号は、様々なトラブルに遭遇しながらも、乗務員と管制センターが連携し、限られた資源と時間を使い無事地球に帰還することができました。
そのエピソードは映画にもなっています。(トム・ハンクス主演)そして、その指揮を執った主席管制官のジーン・クランツ氏は、彼が常に仕事に当たる時に心がけていることを、後に「10ヶ条」としてまとめました。
医療現場だけでなく、何かを集団(地域や家族も!)で取り組む際の参考にもなりそうですね。
- Be proactive(積極的に行動せよ)
- Take responsibility(自分の担当は自ら責任をもて)
- Play flat-out (クリアになるまでやり通せ)
- Ask questions(わからないことは質問をせよ)
- Test and validate all assumption(考えられることはすべて試し、確認せよ)
- Write it down(連絡も記録もすべて書きだせ)
- Don't hide mistakes(ミスを隠すな、仲間の教訓になる)
- Know your system thoroughly(システム全体を掌握せよ)
- Think ahead(常に先を意識せよ)
- Respect your teammates(仲間を尊重し、信頼せよ)
西淀病院 医療安全管理室 河瀬 留美