経腸栄養に使用するチューブや経腸栄養剤などの
接続部分の形が変わります
医療では酸素を吸う時、点滴を入れるとき、栄養を入れるときなど様々な目的でチューブが使用されています。ところが2000年頃、血管内に消毒液や栄養剤などを間違えて投与する事故が複数発生したことから、用途の違うもの同士がつながらないように、専用の接続部の形にしたり、色を変えたりする取組みが行われました。
更に2020年、世界共通ルールの変更に従い、胃や腸に管を入れて直接栄養を入れる(経管栄養)チューブが、専用の新規格製品へ変更されることになりました。旧規格と新規格は繋げることができません。
また旧製品は2021年11月末には出荷が停止されてしまいます。自宅でこれらの製品を使用されている方で、ご不明な点がございましたら、かかりつけの医療機関までお問い合わせいただきますようお願いします。
西淀病院 医療機器安全管理責任者 小林 誠