医療機器の安全と携帯電話について
病院等で使用されている医療機器は精密機器のため、携帯電話（スマートフォンやタブレットなど）から出る弱い電波でも影響を受けやすく、場合によっては誤作動を起こすことがあります。かならず起こるというわけではありませんが、病院や診療所で携帯電話を使用するときは、その施設のルールを守って使用しましょう。
また在宅で人工呼吸器などの医療機器を使用される時も、誤作動を防ぐために携帯電話を医療機器から距離を離して使用しましょう（概ね1m以上）。ヘルパーさんや患者さんの身の回りのお世話をする方も注意が必要です。
医療機器を使用中に、「普段と違う」と感じた時は、医療スタッフに相談しましょう。また、当たり前のことですが、病院などの中ではマナーモードにしたり、大声や長電話などで周囲の方の迷惑とならないような配慮もお願いします。
西淀病院 医療機器安全管理責任者 小林 誠