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「防災の日」に「お薬手帳」を考える

 

 1カ月遅れで、お恥ずかしいのですが、毎年9月1日は「防災の日」です。1923年9月1日が.「関東大震災」が発生した日であること、9月1日は暦の上で台風の多い二百十日(にひゃくとおか)に当たることからきており、台風、高潮、津波、地震等の災害への認識を深め、災害に対処する心構えを準備するために制定されたそうです。

 

 2018年9月4日には、近畿地方を台風21号が直撃したことは記憶に新しいところですが、今年は猛暑の影響で大型の台風が次々にやってきており(9月10日現在)、地震も常に日本のどこかで発生しています。本当に災害への備えが必要であると痛感する毎日です。

 

 4年前のこのコーナーで「災害時に命をつなぐお薬手帳」という記事を書きました。東日本大震災で、お薬が無くて困った時に、お薬手帳が役に立った、という内容でした。

 

 今やスマートフォンに「電子おくすり手帳」を入れている人も増えているそうですし、自分の服用しているお薬の写真を撮って保存しておくだけでも役に立ちます。防災グッズと併せてぜひ準備をしてみましょう。

 

西淀病院 医療安全管理室 河瀬 留美