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新型コロナウイルス感染症の流行で消毒液や除菌剤の事故が増加

 

「日本中毒情報センター」からのお知らせ

 

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、消毒液や除菌剤を使う機会が増えているのではないでしょうか?

 

 実は、公益財団法人日本中毒情報センターによると、除菌剤や消毒用エタノールに関する問い合わせが、今年に入ってかなり増加しており、中には、誤った使い方をしていて健康被害にあった事例もあるとのことです。

 

 特にいまは消毒剤が品薄で手に入りにくく、アルコール以外の消毒液などを薄めて小分し、ペットボトルなどに移し替えている様子をニュース等で見かけることがあります。これは、誤飲につながる危険があります。飲み物の容器を使うことはやめましょう。冷蔵庫への保管は危険です。

 

 公益財団法人日本中毒情報センターは、「中毒事故が発生し、受診すべきか判断に迷った場合には中毒110番にご相談ください」としています。

 

注意点

 

  • 除菌剤・消毒剤を購入・使用する際は、用途・使用方法を確認する
  • 飲料用ペットボトルへの移し替えはしない
  • 自治体等から配布される除菌剤は専用の容器に保存し、ラベルを貼って除菌剤であることを明記する
  • 冷蔵庫には保管しない
  • 子供の手の届くところには保管しない

 

一般向け:

大阪(365日24時間対応)☎072-727-2499

つくば(365日9~21時対応)☎029-852-9999

 

参考資料:公益財団法人 日本中毒情報センター ホームページ

 

西淀病院 医療安全管理室 河瀬 留美