医療リスクと患者さんの安全
医療リスクと患者安全のための一般市民向けニュースレターが創刊されました!
このコーナーがスタートしてから2年がたちました。当初は私たちの取り組みを、なるべくわかりやすい言葉で伝えよう、と考えて記事を書いていました。ところが、最近では患者さんや御家族から、「ヒューマンエラー」や「ヒヤリハット」等という言葉が出され、医療安全に関する知識が広く浸透していると感じられる場面がしばしばあります。
昨日、日本医療安全学会が「一般市民の皆様個々人が医療のリスクを正しく理解し、患者安全に関する最新の話題を得ることは、皆さまが医療からの不要なリスクから身を守り、安全な医療を受けるためには絶対に必要です。これにより患者中心の安全なチーム医療が促進します」と一般市民向け情報の無料配信を開始しました。ご興味のある方は、同学会のホームページから登録をしてみてください。
創刊号の主な内容
・医療安全における病理解剖の役割
・医療事故調査制度の課題と遺族がとれる対応
*申し込み先:http://www.jpscs.org/PS_news.shtml
西淀病院 医療安全管理室
河瀬 留美