淀協のご紹介

理事長のあいさつ

【2023.6.22理事会】

〈理事長挨拶〉

 

 新型コロナウイルス感染症は右肩上がりに増加、西淀病院の感染者入院も増えている。各事業所でクラスターを起こさないように感染対策徹底を。

 

 6月7日、全日本民医連結成70周年。大阪民医連では「大阪民医連70周年史」発行。全日本民医連増田剛会長は「私たちは〝困難あるところに民医連あり〞の構えで歩み、『まず看る、援助する、何とかする』の姿勢を貫いてきた。70周年の喜びを分かち合いさらに前進したい」と呼びかけた。淀協は創立76年同じ姿勢で歩んできた。創立80周年に向けて『80プラン』を実現させていこう。

 

 通常国会が閉会。岸田内閣は、大軍拡法案や任意であるはずのマイナンバーカードを健康保険証と一体化(2024年秋に健康保険証廃止)させる法案を成立させた。国民の生活や健康にとって大きな問題。審議らしい審議も行わず、数の力で押し通し許されない。トラブルは後を絶たず、保険証を廃止すれば混乱が起きることは必至。

 


 

【2023.6.8理事会】

〈理事長挨拶〉

 

 5月8日から新型コロナウイルス感染症は5類に類下げになり、全数把握がされないので新規患者数の動向はリアルタイムに把握できなくなりましたが、外来ではPCR検査で陽性の患者さんはあとを絶ちません。昨年も今の時期は落ち着いていましたが、夏場にかけて増える可能性がありますので、引き続き感染予防対策をお願いします。

 

 5月29日に淀協の管理者会議を行いました。全日本民医連の前会長の藤末先生に「旧優生保護法下における強制不妊手術の問題」について講演をいただきました。その中で、私たちは人としてこの社会の中で、人権に対する意識や考え方にいろいろな制約を受けている。中でも「医療や介護に携わる技術者にとって、個人で優性思想にあらがうことは容易ではない」とありました。「自立した個人を前提とした社会では、包摂され得ない多くの個人が取り残され、多様性や個人の尊厳がすべての人に保障されることもありません」と述べています。

 

 ジェンダーギャップや、性的マイノリティ、障害児者などの人権をめぐる問題について常に学ぶなかで人権感覚を磨くことが大切だと改めて思いました。これからも人権についての学習を行いたいと思います。

 

公益財団法人 淀川勤労者厚生協会

理事長 小松 孝充