成年後見制度 その3
今号では、成年後見制度の申立てをする場合のポイントをご説明します。
まず、事前に確認しておかなければいけないこととして、
以上を踏まえ、申立人の検討を行います。申立てができるのは本人、配偶者、4親等内の親族ですが、本人が申立てすることができず、親族の協力も得られない場合は「市長申立」を検討します。
申立書に、成年後見人等候補者を記入する項目があるので、合わせて検討しておきましょう。候補者は親族や専門職、法人後見受任団体が考えられますが、家庭裁判所で選任されるため、必ずしも候補者が選任されるとは限りません。
ここまでの検討が、準備段階として非常に大切です。
次号では、申立てに必要な書類や費用などについてご説明します。
参考:成年後見制度活用の手引き―堺市・松戸市
西淀病院
医療ソーシャルワーカー