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より良い睡眠で健康的に‼

 

 厚生労働省の検討会が、健康のために推奨する睡眠時間や生活習慣を世代ごとに示した「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を発表しています。

 

 睡眠にあてる平均時間の調査では、日本は33か国の中の最下位、日本人の睡眠時間は重要な健康課題です。睡眠不足が慢性化すると、肥満や高血圧、心疾患、脳血管疾患、うつ病の発症リスクが高まると言われています。

 

 大人は6時間以上、小学生は9〜12時間、1〜2歳が11〜14時間、3〜5歳が10〜13時間の睡眠が必要。一方、高齢者は、寝床にいる時間が8時間以上にならないことを目安に、活動時間を増やす事が、健康を増進・改善するために重要としています。

 

 より良い睡眠のためには、日中にできるだけ日光を浴び、寝室にはスマートフォン等を持ち込まずできるだけ暗くして寝ること。嗜好品もコーヒー4杯程度までのカフェインの量とし夕方以降は控えることや、晩酌で深酒はせず眠るためのお酒は控えること、ニコチンが入ったたばこをやめることなどが推奨されています。

 

 私も寝る時にもスマートフォンを手放せなくなっています。この機会に、皆さんも健康のために、ご自身の睡眠を見直してはいかがでしょうか。寝だめではなく、日々の睡眠習慣が重要な様です。

 

西淀病院 医療福祉相談課

 

 

健康づくりのための睡眠ガイド2023|厚労省

 

健康づくりのための睡眠ガイド2023まとまる|NHK