認知症高齢者等見守りネットワーク事業を活用しましょう
昨年2021年に届け出があった認知症の行方不明者は延べ1万7636人で、統計を取り始めた2012年から9年連続で増加し、過去最多を更新したことが警察庁から報告されました。都道府県別では、大阪が最も多く、続いて埼玉県、兵庫県となっています。
今後、超高齢化社会の中で、2025年には、高齢者の約5人に1人が認知症になると予測されています。いくつかの市町村では、早期発見のために「認知症の人の見守り、SOSネットワーク」を構築しています。認知症の人などが行方不明になった時の、行政・警察署・市民などが連携してつくっている連絡網・捜索体制です。
大阪市でも、認知症高齢者見守りネットワーク事業として、見守りメールがあります。
万が一、認知症高齢者等が徘徊により行方不明になった場合に、事前に協力協定を締結した協力者に、行方不明となった方の氏名や身体的特徴、顔写真等の情報をメール等で一斉送信し、捜索の補完的なものとして、行方不明者の早期発見、保護につなげる取組みです。
利用には事前登録が必要です。
詳しくは、お住まいの社会福祉協議会やケアマネージャーさんにお問合わせください。
西淀病院 医療ソーシャルワーカー
吹田市・茨木市の方は下記をご参照ください。