緊急通報システムをご存じですか？
前号で、大阪市の在宅高齢者の方に対する各種日常生活用具給付についてご案内しました。今回は、高齢者や障がいのある方などを対象にした、緊急時に迅速に対応するシステムをご紹介します。
このシステムは、電話機に接続する通報装置やペンダント型式スイッチを押すと、受信センターと通話ができ、状況に応じて協力者や親族に連絡したり、救急車の出動を要請するものです。
〈対象者〉
・６５歳以上でひとり暮らしの方、高齢者のみの世帯、１日あたり８時間程度１人になる方
・外出困難な身体障害２級以上または、聴覚、音声、言語機能障がい３級以上の方で、単身世帯または１日あたり８時間以上１人になる方。
〈利用料〉
・前年度所得税課税世帯は月額７７７円、非課税世帯は無料
※ご自宅の電話回線の状況により、別途工事費が必要となることがあります。
〈協力者の登録〉
緊急時に状況確認などを行う「協力者」の登録が必要です。
※原則２名
各区保健福祉センター保険福祉課で申込を受け付けております。
希望される方はご相談ください。
西淀病院 医療福祉相談員