お知らせ

コロナワクチン接種での取り組み-地域貢献へ

コロナワクチン接種での取り組み

全職員が頑張って、少しでも地域貢献へ

 

 

 現在のワクチンは、感染力の強いデルタ株にも、感染予防効果はある程度低下するも、重症化予防効果は十分あり、非常に有効です。当院では6月14日より個別接種を開始し、6・7月は土・日を利用し、多い日は1日400件以上接種しました。

 

 65歳以上の方のワクチン接種の目途が立ち、8月からはもっと幅広い世代に、金曜日の夜なども含めて接種していこうと意気込んでいました。しかし、7月中旬よりワクチンが急に入らなくなり、予約延期の電話対応に職員一同追われました。

 

 

 現在は、ワクチンは入ってくる量が少なく、今までインフルエンザのワクチンを当院で打っていた方にも打てない状態です。国は11月の末までには、全国民の2回分のワクチンを届けると言っていますが、希望者全員に打てる具体的な道筋は見えていません。

 コロナでは、諸外国に比べ、日本や大阪の医療、公衆衛生の脆弱さが如実に明らかになりました。これまで予算や人員を削減してきたツケがでています。

 

 11月からはインフルエンザワクチン接種も始まります。職員全員で頑張って少しでも地域に貢献していきたいと思っております。

 

のざと診療所 所長 赤路 英世