５類になっても、コロナウイルスには変わりがありません。インフルエンザよりも感染力も強いですし、重症化しやすいことは変わりません。今まで行っていた感染対策、手指消毒、感染拡大時の飛沫対策などは継続していきましょう。
●外来で診てもらう時
コロナかな？ と思った時は、発熱外来を開いている医療機関だけでなく、すべての医療機関で受診できるようになります。ただし、感染しない、させないために、マスクを装着して受診してください。受診した際は、医療機関の指示に従いましょう。
●感染した時
外出自粛は義務でなくなりますが、他の方に感染させないように、自宅で安静にしたり待機しましょう。発症から５日間ほど、かつ発熱などの症状が改善した状態が24時間経過するまでが、目途とされています。発熱などの症状が継続している間は、自宅療養の継続が望ましいです。自宅で安静にしていても、体調が悪くなっていく感じがあれば、すぐに医療機関に診てもらいましょう。
●入院が必要な時は？
保健所を通さず、直接、入院できる病院を探すことになります。クラスターを避けるために、入院受け入れを行わない病院が出てくることも予想されます。西淀病院では受け入れは続けますが、爆発的な感染拡大が起こった時は、患者さんがいっぱいで、受け入れられない場合が起こるかもしれません。国に、医療機関への支援を行わせることが求められています。
●治療費・自己負担金
陽性が確定した場合でも、新たに自己負担（窓口で支払うお金）が、外来・入院とも発生します。
医療費の支払いで、お困りの時は、いつでもご相談ください。無料低額診療などにより、窓口での支払いが、淀協の病院・診療所では免除される（一部含めて）場合もあります。
安心して医療機関にかかれるように、国に対して、従来行っていたコロナ対策、患者さんや医療機関の補助や支援などを、継続させる取り組みを行っていきましょう。
淀協副専務理事 勘解由 貢一
西淀病院看護部長 小玉 裕加子
【発熱外来・予約】
発熱やかぜの症状のある方は、ご予約してからご来院ください。