お知らせ

コロナ禍でも医療機関で必要な受診を

過度な受診控えは、健康上のリスクを高めてしまう可能性があります

 

 新型コロナウイルス感染症への感染の懸念から、受診控えが続いてしまっています。過度な受診控えは健康上のリスクを高めてしまう可能性があります。

 

 

コロナ禍でも健診や持病の治療、お子さまの予防接種などの健康管理は重要です

 

 発熱、咳や腹痛などの症状は新型コロナウイルス感染症に限りません。それ以外の病気の可能性もあるため、必要な受診を控えると最適な治療が受けられなくなる可能性があります。

 自覚症状が現れにくい病気は少なくありません。2人に1人はかかると言われている”がん”も、早期がんでは無症状であることがほとんどです。

 定期的に健診やがん検診を受けることが生活習慣病の予防や、がんの早期発見・早期治療につながります。まずは自分の体をきちんと知ることが健康維持の第一歩です。

 定期的に飲んでいる薬を切らすと、持病が悪化してしまうおそれがあります。持病がある方は、定期的な受診を。リハビリも可能な範囲で継続することが大切です。

 また、健康な生活のためには、お口の健康管理も重要です。定期的な管理が中断してしまうと、むし歯や歯周病が悪化したり、高齢者では、お口のケアが十分にできないことで、 誤嚥性肺炎のリスクが高くなってしまうおそれがあります。

 

赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になるリスクが高まります

 

 予防接種のタイミングは、感染症にかかりやすい年齢などをもとに決められています。まだ接種期間内の方は、お早めにおすませください。生後2か月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった免疫が減っていくとき、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌性髄膜炎など)から赤ちゃんを守るために、とても大切です。

 

乳幼児健診は、医師、歯科医師、保健師、助産師などに相談できる機会です

 

 子どもの健康状態を定期的に確認し、育児で分からないことや悩んでいることは遠慮せず何でも聞きましょう。

 新型コロナウイルスの感染の流行状況等を踏まえ実施方法等を変更している場合があります。お住まいの市区町村の母子保健窓口にお問い合わせください。

 

 

医療機関では、換気や消毒でしっかりと感染予防対策をしています

 

 現在、院内感染防止のガイドライン等に基づき、感染対策に取り組んでいます。

 さらに患者の皆さんにわかりやすいマークや自主的ガイドラインによる取組により、しっかりした感染防止対策が行なわれています。

 予防接種は、事前に予約しましょう。医療機関によっては一般の受診患者と別の時間で受けられます。健診やがん検診は、受付時間や受診者同士の間隔などに配慮しています。受診時の注意事項を守って受診しましょう。

 

 受診の前に:体温を測定するなど、体調に問題がないことを確認してください。

 帰宅したら:手洗いなどの感染対策をしっかりしましょう。予防接種を受けた日も、お風呂に入れます。

 

※健康に不安があるときは、かかりつけ医・医療機関に相談しましょう。

 

 

健康に不安がある時は、まずはかかりつけ医に相談しましょう

 

 自己判断で受診を控えることで、慢性疾患の症状悪化や、そのために新型コロナなどのウイルスに対抗できない状態になることがあります。

 かかりつけ医に相談しながら健康や持病を管理していくことが、新型コロナウイルス対策にもとても重要なため、心配な場合は、まずはかかりつけ医に相談しましょう。

 

 感染流行状況の変化により、政府・自治体・保険者・その他関係団体等からの申し入れによって制限や休止が必要となりました場合は、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い致します。

 


 

のざと診療所 糖尿病ニュース 2020年秋号より

 

コロナ禍でも通院治療を続けましょう

 

 2020 年 2 月頃から我が国で流行した新型コロナウイルスはまだまだ終息する兆しがありません。こうした中、診療所に行くまでに感染しないか心配となり、もともとおっくうな外来通院が更におっくうとなっていらっしゃる患者様もおいでかと思います。

 

 「糖尿病予防のための戦略研究」にて実施された調査から、通院治療を中断してしまう理由として上位 3 項目は「仕事が多忙」「体調が良いから通院継続の必要を感じない」「今通院しなくても大丈夫と思う」でした。今、同様の調査をすると「外出すると新型コロナウイルスに感染してしまう」という理由が上位にくるかも知れませんね。

 

 長年外来治療を続けていたのに、治療を中断してしまい血糖コントロールが悪くなっても直ぐには網膜症や腎症といった合併症(併発症)が悪化しないだろうから大丈夫。そうお考えの患者様もおいでかも知れません。

 

 では、このウイルスの場合はどうでしょうか?

 糖尿病患者様と新型コロナウイルスとの関係についての研究から、血糖コントロールが不良な患者様は良好な患者様と比べて約 10 倍腎障害や死亡率が高い(CellMetabolism 2020)ということが報告されています。

 

 当診療所では、待ち合い中に感染されないよう椅子と椅子の間隔を空けるなど精一杯のくふうをし、皆様のお越しをお待ちしています。

 更に外来通院を中断された患者様に、お電話を差し上げて通院を促すという取り組みもしています。ご多忙のところにお電話を差し上げるというのはご迷惑かも知れませんが、大切な患者様のことを気遣ってのことですのでご理解お願いいたします。また、通院が難しいときはなるべく事前にご連絡くださいますようお願いします。

 病状が安定されている場合は、電話にて診療することが可能な場合もあります。

 

 新型コロナウイルス感染の危険が長期間に及ぶと、人同士のつながりが希薄になりがちかと思います。外来通院を続けることが、なんかおっくうだと感じたらお互いの思いや悩みを共有するため「友の会」に参加されてみてはいかがでしょうか?のざと診療所1階の友の会コーナーまで気軽にお声がけください。

 長期にわたるウイルス感染症はまだ終息する兆しがありませんが、今まで以上に絆を深めて治療が途切れないようにしましょう。