
お金のことは心配しないで
とにかく病院・診療所に来てください
気づいた時には手遅れに。もっと早く知っていたら…
2020年に西淀病院で、無料低額診療利用の患者さんに実施したアンケートでは、「医療費を気にして受診控えがあった」という方が7割近く。
病院=お金がかかるというイメージは強く、しんどくても我慢してしまう事が多いようです。きちんと治療すれば良くなるはずの病気が、気づいた時には手遅れにという事にならないよう、この制度を利用していただきたいと思います。
どんな場合に相談できますか?
「夫婦の年金が少なく、生活費で精一杯。毎月の医療費が家計を圧迫している…」「生活保護はぎりぎり対象にならないと言われた。体調不良のときに病院代が払えない…」「仕事が非正規雇用で十分なお給料がもらえていない…」「先生に入院が必要だと言われたけれど検査や入院費が気になって入院できない…」など。これらは実際の相談内容です。
決して特殊な事情ではなく、誰しも感じておられる不安の相談から利用に繋がっています。
必要に応じて、ソーシャルワーカーから別の公的制度を提案させていただけることもあります。
お気軽に、診療所や病院スタッフにお声掛けください。
「無料・低額診療事業」を利用するには-
(1)相 談 |
診療所窓口や近くの職員にお申し出ください。
▼まずはご相談ください。 制度利用の可否にかかわらず、診療をおこない、必要な治療を開始します。まず、治療を受けて健康回復のスタートをすることが大切です。安心して受診してください。 |
(2)面 談 |
ソーシャルワーカーや職員が事情をお聞きします。
お身体の状態や生活状況などをうかがい、公的な制度の活用なども含めてご相談いたします。なお、プライバシーは厳守いたします。 |
(3)申 請 |
「必要書類」や手続きについてご説明します。
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(4)適用の審査 |
検討した後、結果をお知らせします。
適用となる場合 窓口での支払いが、減額または免除になります。 ※減免対象にならないもの ● 保険調剤薬局(薬代) ● 淀協の実施事業所以外の医療機関 ● 予防接種料、健康診断料、文書料など保険適用以外のもの、介護保険の負担金
適用とならない場合(生活支援・サポート) 医療費のほか、当面の生活などについて、他の公的な制度の利用も含めて、ご一緒に打開の道をさがすご相談に応じています。 |
相談に来られた方には無料低額診療を申請していただき、まずは必要な医療を保障した上で、生活保護や緊急小口貸付など他の社会保障制度のご案内など、医療だけではなく生活全体を支える支援を行っています。
もし、皆さん自身や周りの方で同じようにお困りの方がおられましたらご相談ください。西淀病院、のざと診療所は西淀病院医療福祉相談課のソーシャルワーカーが、各診療所は事務長が対応窓口となっております。事前にお電話をいただきましたら、申請に必要な書類等のご案内をさせていただきます。
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