お知らせ

このはな食料無料市場(フードバンク)開催報告

フードバンクTOPこのはな

 

 7月24日(土)午後2時~4時、此花区民ホールにて “このはな食料無料市場”(フードバンク)に取り組みました。

 これは、西淀川区や大阪社保協の取り組みなどに触発され、此花区でも助け合いの取り組みをしようとの声が出され、地域の民医連・友の会・民商・生健会・新婦人・民青で実行委員会を立ち上げ準備を行いました。

 

 当日は、開場時には100人程の行列ができ、子どもを含む250名を超える参加でした。

 参加者は、下は10代の若者から90代の高齢者、日本在住の外国籍の方まで幅広い層の参加がありました。中には遠く天王寺区から徒歩で参加したという方もおられました。そして前日準備に60名、当日に101名のボランティアの参加がありました。

 

 案内は実行委員会、参加団体内だけでなく、SNSでの発信やチラシの全戸配布、区役所や社会福祉協議会への申し入れ、町会や民生委員のみなさん、地元企業のみなさんへの協力など、幅広く呼びかけを行いました。

 

 その結果、多くの募金や食材が寄せられました。此花区社会福祉協議会、地元の運送企業、こども食堂の関係者、西淀川区の食品や製薬関連企業、つがる農民組合、全国農民連、大阪と奈良農民連、パルコープおおさかと個人の方々からご協力をいただきました。今後の取り組みにつながる貴重な財産となりました。

 

 相談コーナーでは、10名の方の法律・健康・労働・生活相談に対応しました。

 来場者には子ども連れも多く、「夏休みで給食がなく子供たちの食べ物に困っていた。フードバンクがあって助かった。」「すごく助かります。この取り組みは今後も行われるのですか」などの声も寄せられました。

 

 わたしたちは、こうした声を確信に助け合いの取り組みを継続するとともに、コロナ禍でますます広がっている貧困に対して、行政からの公助の拡充を求める声をあげていく必要も感じました。

 

 

2021年8月1日
此花区フードバンク実行委員会