お知らせ

第1回西淀川フードバンク 200人に食料品など贈る

食料無料市場・フードバンク

 

 

西淀川で実行委員会を作って

 

 コロナ危機によって生活困窮者が今まで以上に増える中で物理的な支援と生活再建の手立てを共に考える場を作ろうと実行委員会(実行委員長:澤田佳宏 淀川勤労者厚生協会理事長)を立上げて、1月24日「第1回西淀川フードバンク」を西淀川区御幣島の西栄寺駐車場を会場に開催しました。

 

地域の団体や企業に協力呼びかけて

 

 実行委員会では、「本当に困っている人に必要な支援が届く様にするにはどうすればよいのか」「どのくらいの支援物資を準備するのか」「今回の企画を通していつでも相談や支援物資を提供できる場所を」「本当に困っているのかと疑う様な人も来ると聞いているが」「そういった人を排除すると本当に困っている人も来られなくなる」「行政や実行委員会団体以外の団体との連携が大切」など多くの意見が出されました。

 

 その後広報活動として区役所やハローワークはじめスーパー、コンビニエンスストア、団体や企業を訪問して協力を呼びかけたり、案内チラシの全戸配布を行いました。

 

 

雨の中地域の方々200人が参加

 

 当日は悪天候にもかかわらず200人の方々が参加されました。参加者は高齢独居の方、シングルマザー、コロナ禍で失業された方、母国へ仕送りし少額で生活をする外国人の方などが多く見受けられました。特に印象に残ったのは、コロナ禍で突然仕事を奪われ、食べるものも子どものオムツもない方が少なくない事でした。

 

 ボランティアは淀協や大阪ファルマプラン、健康友の会はもちろん多くの地域の団体から前日、当日合わせて延べ130人が参加しました。300人分準備し、残ったものは常設会場として、姫島の西淀川生活と健康を守る会と柏里の健康友の会柏花センターに置き、いつでも取りに行けるようにしました。

 

相談コーナーをつくって対応

 

 当日は、食料や物資支援だけでなく困っている方の困難に寄り添い、解決へ向け一緒に取り組んでいく活動として、生活、法律、労働、医療、介護など相談活動も行い3件の相談を受けました。