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骨粗鬆症について

 

 ざっくりとした説明としては骨が軽く・折れやすい状態になっていることで、病院では骨折の予防のため治療を勧められる病名です。本来は老化による骨の変化で有り、70 歳以上の平均的な人は骨粗鬆症の病名がつくことになります。老化(生きていると普通に生じること)に対して治療をする理由としては

 

  1. 骨粗鬆症による骨折から寝たきりになる人が多かったため
  2. 他の部分の老化に比べ、骨に対してはある程度老化に対する治療効果が期待できることが挙げられます。

 日本は長寿国で有名ですが、寝たきりとなってしまう方も多く、30年以上前から日本では国を挙げて骨粗鬆症へ取り組んで来たようです。

 

 以前からなじみのあるカルシウム製剤やビタミン剤だけでは、効果に乏しい事がわかってきており、現在有効とされている薬は骨量増加を期待できますが、副作用が生じることもあり、詳しくは病院で話を聞いて、治療を行なうか考えてくだされば良いでしょう。

 

整形外科 保川 医師