座位時間を減らして健康を維持しよう!
つい先日、「日本人は世界一、座位時間が長い」「座位時間が長いと死亡リスクが増える」というニュースを目にした方、耳にした方も多いのではないでしょうか?
最近の研究では、座っている時間が長いと、たとえ運動をしていても、肥満や動脈硬化による病気にかかりやすいという事がわかってきています。さらには、癌にかかる可能性や、癌で亡くなる可能性まで増えるという研究結果もでています。
私たちが起きている時間の6割弱が座って過ごしており、残りの時間も身体活動の低い労作(家事も楽になってきています)になっていると言われています。テレビを見る時間は約3時間程度と近年横ばいですが、インターネットをしている時間は徐々に増えてきている傾向があります。
30分に1回は立ち上がりましょう。トイレに行くなど3分程度の立位時間をとりましょう。1時間に1回は5分程度、立って体を動かしましょう。座っている時間を減らして健康を維持しよう!
大池 医師