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薬剤師の一口アドバイス

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そろそろ紫外線対策の季節です

 

 冬の間、長袖の服などで太陽の光に触れずにいた皮膚は、紫外線に過敏な状態になっています。皮膚を露出し始める4~5月頃は紫外線量が急激に増えてくるため過敏に反応し、ダメージを受けやすいです。

 

 紫外線は、エネルギーや波長の順にUV-A、UV-B、UV-Cの3種類があります。そのうち肌に届くのはAとBです。Aは皮膚の奥深くまで入り込んでシワの原因になり、Bは表皮で吸収され炎症を起こしシミの原因となります。

 

 外出時は、帽子・長袖・日傘などで肌を日光から遮るなどの対策や、日焼け止め化粧品を塗るなどの対策をしましょう。帰宅後は日焼け止め化粧品をきちんと洗い流すことも大切です。
 敏感肌の方はゴシゴシこするのは大敵ですのでマイルドな石鹸を泡立て、肌を包み込むようにやさしく洗ってあげましょう。洗った後は、クリームやローションなどの保湿ケアも大切です。ゴミだしや洗濯物を干す5~10分でも確実に紫外線を浴びていますので注意して下さい。

あおぞら薬局 薬剤師 玉城由実加
(健康の友2019年4月号)