「薬の保管方法について」
みなさんは薬を持ち帰ったあと、どのように保管されていますか?
間違った保管をしていないか、見直してみましょう。
①湿気・日光・高温は避ける。
薬は、光や温度・湿度等によって効能が落ちるものがあります。湿気・日光・高温を避けて保管しましょう。冷所保存の指示がある場合は、冷蔵庫に保管します。直接冷気があたる場所は避けましょう。
②薬以外のものと区別して保管する。
食品や防虫剤等と一緒に保管すると、間違って飲んでしまう危険があります。薬だけを保管する場所を決めましょう。家族でまとめず個人ごとにまとめると、誤飲防止につながります。
③他の容器に移し替えない。
シートから出して保管したり、他の瓶に移し替えたりせずに保管しましょう。
④子供の手の届く所に薬を置かない。
子供は何でも口に入れたがります。子供の誤飲は、保護者が家事で忙しい時間に発生しています。
薬の保管についてわからないことがあれば、薬剤師に相談してください。
あおぞら薬局 薬剤師 藤戸幸子
(健康の友2018年10月号)