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ワクチンで予防できるがん

 最近のテレビCM「しきゅうのおしらせ」ご存知ですか?パステル調のアニメですが、昨年10月に承認された子宮頸がんワクチンに関するものです。「がんーワクチンー予防」とはイメージしにくいかもしれませんが、子宮頸がんはHPVというウイルスの感染が原因であり、このことを発見したドイツ人はノーベル賞を受賞しています。
 HPVは多くの人が一過性に感染し自然に消滅しますが、一部の人の持続感染が子宮頸がんの発症につながります。子宮頸がんは近年20~30歳代に急増しています。HPVの中でも特定の2つの型が発症の原因の60%で、子宮頸がんワクチンはこの2つの型のHPVに作用し感染を予防します。若い年代(10代)で接種し早期から予防することで感染を防げる確率が高まります。
 ワクチンは3回接種で費用は約5万円と高額ですが、政府はワクチンの接種費用を公費で助成する方針を打ち出しています。今すぐ接種をという話ではありませんが、がんなんてと思う若い方に関心を持って欲しい最近の話題です。また完全に予防できるわけではないので定期的な検診も必要です。

 

※のざと診療所/婦人科

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